家を売るときの、お掃除の大切さについては、過去に何度か紹介しています。
汚い家より、キレイな家のほうが、お客様の印象もいいですから、不動産屋としても紹介しやすくなります。
さて、売れた後から引渡しまでの家の片付けについて、捨てるべきなのか・残しておいても良いのか、という話をしたいと思います。
わたし
古いけど使えるエアコンとか、特注のカーテンなどですね
残すかどうかは買主に確認する
不動産売買契約の準備・当日の流れ
売り出していた家に「購入申し込み」が入り、売主・買主、双方が条件面で合意することができたら、いよいよ不動産売買契約です。 売主が契約に際し、準備することと、契約当日の流れをご紹介します。 契約前の準備 契約で必要なもの 契約当日の流れ
内見したお客様から「購入の申し込み」が入れば、売買契約締結に進みます。
売買契約締結前に、捨てるもの・残すものを決める必要があります。
家に残すものを決め、それ以外のものは、すべて捨てます。
捨てるかを迷う住宅設備
- リビングの特注カーテン
- 設置済みのエアコン
- 洒落たコンセントカバー
- 芝刈り機
- 庭に設置した物置
残置物の確認手順
- 売主が「残す設備」をピックアップ → 買主に「残しますか?」と確認
- 一つずつ「残すか」「捨てるか」を決めて、「設備表」・「物件状況報告書」に記載
残すものはキレイにして引き渡す
やった!捨てずに済んでラッキー♪
こんな気持ちで置いていくのは、買主に失礼です。
捨てるのはお金もかかるし、使ってくださるのであればありがたい。
こんな気持ちを込めて、残すものを掃除してから引き渡してください。
引き渡した後に、ドアの立て付けが悪いとか、クレームが起きるのは、引き渡しの仕方が悪い場合がほとんどです。
家を売った後に不具合などでクレームがあった場合の対処法
もし、家を売却した後で、建物や住宅設備に不具合があったら・・・? せっかく買ってもらったのに、買主に申し訳ない気持ちがあるかもしれません。 しかし、3年も経ってからクレームを言われても、正直、困りますよね。 不動産売買の多くは、売主・買主が...
担当の不動産営業も十分注意しますが、経験のない営業だと、そもそもクレームを予見することが出来ません。
買主に対する感謝の気持ちを最後まで忘れないでください。