日本では全国的に空家が増えています。
もう、構造的な問題としかいえませんが、少子高齢化で人口減少が進んでいます。
移民の流入が少ないので、今後は日本に住む人口がどんどん減少することが予想されています。
政府は景気刺激策の一環として、住宅ローン減税制度を続けていますが、もう買い手が多くないのが現状です。
これは、「空家等対策の推進に関する特別措置法」施行の背景から見ても顕著です。
先日の朝日新聞に大きく掲載されていましたが、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の施行により土地をめぐる状況が大きく変わります。
それまで税金対策(固定資産税)のために放置されていた、荒れ放題になっていた空き家がどんどん解体されていきます。
更地の価格を査定するサービス無料!親から相続した土地(更地)をほったらかしていて気になる 父から相続した「生産緑地」を売却したい 古い家を解体、更地にしたら固定資産税が高くなって困った 駅から遠い不便な土地なので買う人がいるとは思えない 資産といえるようなものを、なにひとつ...
重くなる住宅ローンの負担
じつは、「住宅ローンの支払いが厳しくなったので、家を売りたい」という相談は少なくありません。
マイホームを購入するときには、、ローンの支払いに苦しむ自分なんて想像していません。
- 給料は右肩上がりに上昇する
- 頑張ればキャリアアップする
- 夫婦で協力して稼ぐ
若いうちは自分の将来を信じて疑いません。
でも、不測の事態が次々に人生に降りかかってくるんですね。(苦笑)
- 頑張っても給料は上がらないどころか逆に下がっていく
- 上司は早期退職制度を利用して辞めていく
- 役職はついても手当は微増、代わりに残業手当がなくなる
- あてにしていた妻は子どもが生まれると専業主婦に
将来が不安でしょうがないから、とりあえず家を売って安心したいって言う人がいます。
でも、住宅も余っていますから、なかなか売れないんですね・・・。
買いたいのに買えない若者
これから、マイホームを購入しようという若い世代は、
そんな厳しい現実と冷え切った将来を、冷めた目で眺め、知っています。
だから、こちらも将来が不安で、家を買わないんです。
いや、買いたいんですけど、怖くて買えないんでしょうね。
家が売りたいのに売れないときの対処法
ただ、家の設備を紹介しても、お客様には響きません。
お客様は住宅設備を買いたいんじゃなくて、家を買った後の豊かな生活を望んでいるからです。
ピントがずれたまま見学を迎えると、お客様に話す内容も見当はずれになってしまうのです。
この食洗機はビルトインタイプで市販されている中で最もコンパクトなんです
こんな風に設備のスペックを紹介するよりも・・・、
食事が終わったら、この食洗機に入れてスイッチをポンと押すだけ!
食後は家族でボードゲームをやるのが日課なんですこのように説明されると、夕食後のあたたかい景色が心に浮かんできませんか?
お客様は、食洗機が欲しいわけではありませんね、それを使うことで得られる豊かな生活をイメージさせてあげることが大事です。
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- お客様に話す話題は適切か?
- 売り出す家はキレイに整理整頓されているか?
- 売りだす時期は間違えてないのか?
- 広告はお客様に届いているのか?
売り出した家の販売価格を下げるよりも先にやるべきことはあります、必ずチェックするようにしてください。