【売主必見】中部レインズで調べる、相場・物件登録の有無

中部レインズが管轄している地域は、 富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県、以上の７県。
このエリア内の不動産仲介物件が、中部レインズで閲覧できます。

不動産業者に限定したIP型システムには、ログインにIDとパスワードが必要。
業者以外の一般の人が使えるレインズは、入り口が別に用意されています。

全国に４つあるレインズのなかから、中部レインズ（国土交通大臣指定　公益社団法人　中部圏不動産流通機構）を紹介します。

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中部レインズとは？

レインズというのは略語です。
”Real Estate Information Network System” → REINS（レインズ）
英単語の頭文字を１字ずつとって並べていることが分かります。

レインズは、売り出されたり、貸し出された不動産物件を（不動産会社間で）お互いに探したり、紹介し合うための物件情報のデータベースです。

レインズの目的は閉鎖的になりがちな、不動産取引の透明性を実現するために運営されています。

不動産業界のデータベース「レインズ」の前身となる、「オープンマーケット（OM）」という団体を1984年につくったのが、「すまいValue」に参加する不動産会社の大手６社です。

すまいValue、売却査定の口コミ・評判

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house55.net

2023.07.19

中部レインズの管轄エリア

日本には、４つのレインズがあって、それぞれ物件を管轄する地域が違います。

中部レインズの他は、日本に３つのレインズがあります。

• 東日本レインズ
• 近畿レインズ
• 西日本レインズ

レインズには一般向け・プロ向けの２種類がある

不動産屋に就職すると、真っ先に研修でレインズの使い方を習います。
それは、不動産会社だけしかログインできないクローズド（プロ向け）なレインズです。

プロ向けのレインズ以外に、一般の人が誰でも閲覧できるレインズ（の入り口）もあります。２つのレインズは、入り口は違うけれど同じデータを参照しています。

ただし、プロ向けのレインズが１００％の物件情報を閲覧できるとすると、一般向けのレインズで閲覧できる情報は４０％くらいに制限されています。

一般向けのレインズで調べるべき２つのこと

先述しましたが、レインズは不動産取引の透明化と円滑化を目的として情報を公開しています。
つまり、レインズのデータを有効に利用されることを求めています。

逆に、レインズを閲覧することで起こる不利益（不動産会社や売主の情報）に関しては、閲覧ができないようにしっかりブロックされています。

一般の人、とりわけ不動産を売りたいと考えていらっしゃる人には、以下の２つの点をレインズで調べていただきたいと思います。

売り出す前に、過去の成約単価を調べる

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2020.01.31

売り出してから、レインズに物件が登録されたかを調べる

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まとめ

中部レインズは、不動産取引のデータや、媒介契約の基礎知識など、不動産を売却するための情報が盛り沢山です。

不動産会社と媒介契約を締結した、売主様は必ずレインズをチェックし「自分の物件が登録されているか？」確認してください。