不動産を売却するときに、かかる費用が以下の通りです。
- 仲介手数料(媒介した不動産業者へ)
- 収入印紙の代金(売買契約書に貼付)
- 住民票の取得
- 印鑑証明の取得
- 抵当権抹消費用(ローンがある場合)
費用のなかで大きなウエイトを占めるのが、不動産会社に支払う仲介手数料でしょう。
不動産売却時の仲介手数料について説明します。
不動産売却の仲介手数料を値引きするコツ/現役営業が困る方法とタイミング
仲介手数料は、売却する物件の取り引き価格で決まります。 売却する不動産が2,000万円で売れたら、66万円(プラス消費税)。 3,000万円なら96万円(プラス消費税)が仲介手数料の上限金額です。 わたし 法律では仲介手数料の上限が決められ...
不動産売却時の仲介手数料
不動産会社に支払う仲介手数料は、売却する不動産物件の成約価格で決まります。
不動産の売買価格 | 仲介手数料の上限 |
---|---|
200万円以下 | 5%(消費税は別) |
200万円超、400万円以下 | 4%+2万円(消費税は別) |
400万円超 | 3%+6万円(消費税は別) |
※業者が宅地または建物の売買等に関して受けることができる報酬の額
平成26年2月28日国土交通省告示第172号
宅建業者は、この報酬額の制限を超えた金員を受け取ることができません。
わたし
不動産屋が広告料を請求?
不動産屋は仲介手数料以外の報酬を受け取ることができません。(原則的には)
不動産屋は仲介手数料以外の報酬を受け取ることができません。(原則的には)
仲介手数料の早見表
不動産売却時の仲介手数料の目安として、早見表を作成しています。
「売りだした価格」ではなくて最終的に「成約した物件価格」が基準になります。
売却価格 | 仲介手数料 + 消費税 | 売却価格 | 仲介手数料 + 消費税 |
2000万円 | 72万6000円 | 5500万円 | 188万1000円 |
2500万円 | 89万1000円 | 6000万円 | 204万6000円 |
3000万円 | 105万6000円 | 6500万円 | 221万1000円 |
3500万円 | 122万1000円 | 7000万円 | 237万6000円 |
4000万円 | 138万6000円 | 7500万円 | 254万1000円 |
4500万円 | 155万1000円 | 8000万円 | 270万6000円 |
5000万円 | 171万6000円 | 8500万円 | 287万1000円 |
※消費税は10%で計算しています(2019年10月1日より)
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仲介手数料の支払い時期
仲介手数料は、決済・引渡し時に一括で支払うわけではありません。(まれに、そういうこともあります)
売買契約締結時に半金、決済(引渡し)時に残金を支払います。
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