家を売る費用、売却後の手残り一覧表

q1家を売るときにかかるお金(費用)について教えてください。
初めての家の売却で、アドバイスをお願いします。

家を売り出すにはどんな費用がかかりますか?
仲介手数料と言うのはよく聞きますが、他に広告費とかリフォーム代などどれくらいかかるものなのでしょう?

絶対にかかる費用と、人によってはかからない費用などを知りたいです。

当サイトにお寄せいただいた、不動産売却に関する質問にお答えしています。

仲介手数料は3%+6万円

家の売却で絶対にかかる費用

  • 仲介手数料
  • 印紙税(収入印紙の購入代金)
かかる場合もある費用

  • 抵当権抹消費用
  • 司法書士への報酬
  • 引っ越し代金
  • 設備の補修費用
  • リフォーム費用
  • ハウスクリーニング費用

家を売る場合に、絶対にかかる費用といえば「仲介手数料」、私は不動産屋なので仲介手数料だけは譲れません。(笑)

不動産屋によっては仲介手数料半額キャンペーンなどをしている会社もありますが、ちょっと営業の私としては嫌ですね・・・。

そう言えば、他社の物件(売主が他社と媒介を結んでいる)に、指値(値引き)を入れた購入申込書を送ったときに、先方の担当営業に言われた言葉が忘れられません。

【売主の担当営業】
値引きして買ってもらうなら、ウチにも買主はいますから、満額で(購入申込書を)入れて下さい。
はぁ? 買主の意向・・・?
そんなに安くしたいんだったら、おたくの仲介手数料を削ればいいんじゃないですか?

仲介手数料を削れ!って言われたのがショックでしたね。
そんなことしたら仕事じゃなくなっちゃうじゃん・・って思いました。

ちょっと揉めましたけど、結局は指値のうち半分くらいを売主に受けてもらって落ち着きました。(笑)

何がいいたいのかというと、家を売るときに必ずかかるお金は仲介手数料です。

不動産の売買価格 仲介手数料の上限
200万円以下 5%(消費税は別)
200万円超、400万円以下 4%+2万円(消費税は別)
400万円超 3%+6万円(消費税は別)

※業者が宅地または建物の売買等に関して受けることができる報酬の額
平成26年2月28日国土交通省告示第172号

宅建業者は、この報酬額の制限を超えた金員を受け取ることができません。

仲介手数料の早見表

仲介手数料は成約価格の3%+6万円と覚えておくといいでしょう。忘れずに消費税も足します。

売却価格 仲介手数料 + 消費税 売却価格 仲介手数料 + 消費税
2000万円  71万2800円 5500万円  184万6800円
2500万円  87万4800円 6000万円 200万8800円
3000万円 103万6800円 6500万円 217万800円
3500万円 119万8800円 7000万円 233万2800円
4000万円 136万800円 7500万円 249万4800円
4500万円 152万2800円 8000万円 265万6800円
5000万円 168万4800円 8500万円 281万8800円
家の売却費用、仲介手数料はいくら?
不動産を売却するときに、かかる費用が以下の通りです。 仲介手数料(媒介した不動産業者へ) 収入印紙の代金(売買契約書に貼付) 住民票の取得 印鑑証明の取得 抵当権抹消費用(ローンがある場合) 費用のな...

仲介手数料以外にかかる印紙税

仲介手数料の他にかかる費用では、絶対にかかるのが印紙税。これは、収入印紙という切手のような紙を不動産売買契約書にペタッと貼って、ハンコで割り印します。売主も買主も自分自身で購入するのが基本ですが、担当営業にお願いしておけば購入してくれる不動産会社が多いと思います。(代金はちゃんと支払って下さい)

収入印紙

仲介手数料も印紙代金も、売り出すだけならかかりません。売れて初めてかかるお金です。
印紙税は、2018年時点では軽減税率が適用されています。本則税率ではなく軽減税率の価格を参考にして下さい。

【参考】不動産売買契約書の印紙税

契約する物件価格 印紙代 契約する物件価格 印紙代
10万円超~50万円以下 200円 5千万円超~1億円以下 3万円
50万円超~100万円以下 500円 1億円超~5億円以下 6万円
100万円超~500万円以下 1千円 5億円超~10億円以下 16万円
500万円超~1千万円以下 5千円 10億円超~50億円以下 32万円
1千万円超~5千万円以下 1万円 50億円超~ 48万円

家を売るとき、必ずしもかからない費用

かかる場合もある費用

  1. 抵当権抹消費用
  2. 司法書士への報酬
  3. 引っ越し代金
  4. 設備の補修費用
  5. リフォーム費用
  6. ハウスクリーニング費用

1.の抵当権抹消費用は住宅ローンが残っている場合には、かかる費用です。不動産1つにつき1000円です。分譲マンションなら1件で1000円。一戸建ての場合、土地と建物で2件2000円です。

2.の司法書士への報酬は、抵当権抹消手続き・登記名義人の更生・登記住所の更生などを司法書士の先生に依頼するときに必要になる費用です。売主自身がこれらの手続きをすることもできます。

4.設備の補修費用は、家のなかで壊れている箇所を修理してから買主に引き渡すために必要です。もちろん壊れている箇所がなければかかりませんし、壊れたまま引き渡す代わりに家本体の価格から値引きすることもあります。

5.リフォーム代金は、場合によって必要になる費用です。ペットを飼育していたお宅などで、壁紙やフローリングがボロボロの状態では、なかなか買主が見つかりません。リフォームしてから売り出したほうが効果的だと考えます。

6.ハウスクリーニングは、リフォームほど大掛かりではなくて、水回りだけでもプロに掃除してもらうような場合を指します。

いずれの場合も、不動産屋の担当営業に相談すれば、丁寧に説明してくれます。

【まとめ】手残り金額一覧表

家の売却で絶対にかかる費用

  • 仲介手数料
  • 印紙税(収入印紙の購入代金)
かかる場合もある費用

  • 抵当権抹消費用
  • 司法書士への報酬
  • 引っ越し代金
  • 設備の補修費用
  • リフォーム費用
  • ハウスクリーニング費用

家を購入する場合に比べて、売るときにはさほどお金がかかりません。

住宅ローンの残高を確認して、いくらで売れば、手元にいくら残るのか?販売価格と値引き額に注意して売り出しましょう。

売却価格 仲介手数料
(消費税含む)
印紙税 手残り金額
1,400万円 ―51万8,400円 ―1万円 =1,347万1,600円
1,600万円 ―58万3,200円 ―1万円 =1,540万6,800円
1,800万円 ―64万8,000円 ―1万円 =1,734万2,000円
2,000万円 ―71万2,800円 ―1万円 =1,927万7,200円
2,200万円 ―77万7,600円 ―1万円 =2,121万2,400円
2,400万円 ―84万2,400円 ―1万円 =2,314万7,600円
2,600万円 ―90万7,200円 ―1万円 =2,508万2,800円
2,800万円 ―97万2,000円 ―1万円 =2,701万8,000円
3,000万円 ―103万6,800円 ―1万円 =2,895万3,200円
3,200万円 ―110万1,600円 ―1万円 =3,088万8,400円
3,400万円 ―116万6,400円 ―1万円 =3,282万3,600円
3,600万円 ―123万1,200円 ―1万円 =3,475万8,800円
3,800万円 ―129万6,000円 ―1万円 =3,669万4,000円
4,000万円 ―136万0,800円 ―1万円 =3,862万9,200円
4,200万円 ―142万5,600円 ―1万円 =4,056万4,400円
4,400万円 ―149万400円 ―1万円 =4,249万9,600円
4,600万円 ―155万5,200円 ―1万円 =4,443万4,800円
4,800万円 ―162万円 ―1万円 =4,637万円
5,000万円 ―168万4,800円 ―1万円 =4,830万5,200円
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