所有する分譲マンションを賃貸に出しています。
3年前まで自分たちで住んでいたのですが、転勤で家を離れるときに「売却すべきか」「賃貸に出して家賃収入を得ようか」と迷った挙句、人に貸すことを選択しました。
いまさらですが、転勤先で新居を購入したくなったので、賃貸中の分譲マンションを売却したいのです。
賃貸中の住居は売りにくいですか?
当サイトにお寄せいただいた、不動産売却に関する質問にお答えしています。
賃貸中の物件を売却するのは(大きく分けて)二つの方法があります。
- 賃借人が退去してから売却
- 賃貸中にオーナーチェンジ
賃借人が退去してから売却
ご質問の内容から推察すると、賃貸中のまま売却することを望まれているのでしょうね。
すぐにでも買ってくれそうなのが、いま住んでいる賃借人(借主)です。
すでに、生活の基盤があるので「買ってくれませんか?」と持ちかければ、購入を検討してくれます。
それが叶わない場合は、賃借人の退去を待って売却するのが一般的。
貸主の都合で借り主に退去してもらう場合は、お金がかかります。(賃貸は詳しくないですが)賃料の6ヶ月分とかを支払わなければいけないと思います。
賃貸契約(の種類)が期間を定めた「定期借家契約」であれば、契約期間の満了で退去も可能です。「普通契約」の場合、更新が原則なので、更新しないことは難しいでしょう。
賃貸中にオーナーチェンジ
賃貸中の分譲マンションを、そのままオーナーチェンジという売却方法もあります。これは、収益物件として売買することになります。
買主は、資産としてマンションを購入します。
最近では、サラリーマンのかたわら、副業として不動産投資に励む人も多くなりました。
すでに賃借人がついている物件は強みになります。
しかし、不動産投資のために物件を購入する人より、自分で住むために購入する人のほうが圧倒的に数が多いので、オーナーチェンジは買主がなかなか見つからず苦戦を強いられるかもしれません。