マンションを住みながら売却するメリットとデメリット。

  • マンションに住みながら売却できる?
  • 引っ越してから売りに出すべき?
  • 先に引っ越すのはお金もかかり不安
  • 同じマンションの人に売却を知られたくない
  • お客様の見学では、子供がいても平気なの?

売主のみならず、買主にとっても、居住中(住んでいる状態)に見学することはメリットがあるのです。

不動産営業の立場から見た、マンションに住みながら売却するメリットとデメリットを紹介します。

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買主に会えるメリット

よく、ネットの情報などには居住中の様子を見ることで「家具の配置などを参考に住み替えたときのイメージが分かる」と書いてあります。

間違いではありませんが、これからマンションを買おうと言うお客様は、新築マンションの展示場なども必ず内覧しています。
あらためて、住んでいるマンションの部屋を見て、家具の配置を参考にする人は多くありません。

買主のメリットは「住んでいる人に会える」「生の声が聞ける」のが一番です。

売主にとっても、お客様にお会いするチャンスです。当然、直接マンションの魅力をアピールすることもできます。

買主が知りたいこと本音

「不動産屋が説明すればいいのでは?」と思われる売主も多いかもしれません。
しかし、買主は不動産屋の喋ることなんて話半分に聞いています。

所詮、そこに住んでいる売主には、かなわないと買主は知っているのです。

  • 同じマンションの住民で困った人はいないか
  • 隣近所はどんな人たちが住んでいるのか
  • 夜間に騒音などで困ったことはないのか
  • 保育園や幼稚園の待機状況はどうなのか
  • 子どもが通うことになる小学校の様子はどうか
  • 通学路に危険な箇所はないのか

当然ながら、本気でマンションを買う気がある人ほど、これらのことが気になるのです。

担当してくれる不動産屋に聞いても「分からない」だろうと考えますよね。

マンションを住みながら売却するとき、最大のメリットはお客様の最も聞きたい質問に答えることができるという事がわかるでしょう。

デメリットは生活感

マンションを住みながら売り出すデメリットは、にじみ出る生活感。

居住中の中古マンションを買おうとする人は、新築マンションの購入も視野にいれています。
両者を比較すると、かなわないのが「お客様になにを想像させるか」

新築のマンションは、おしゃれなインテリアを配して、「こんな家に住みたい」という夢を与えることが容易です。

一方で、居住中のマンションは、「やっぱり子どもが二人いると散らかるんだな」という現実感。

お客様の夢を演出するために、新築マンションの展示場では「ちょっと小さめのテーブル」が置いてあることを知っていますか?置いてあるインテリアが小さいと、その分だけ部屋が大きく見えます。

展示場は追加オプション満載の夢の売り場と言っていいでしょう。

マンションの部屋

  • 荷物があって、部屋が狭く感じてしまう
  • 収納などを確認するのがお互いに遠慮する
  • お風呂・トイレを見る・見せるのに抵抗がある
  • 見学のたびにする掃除が大変
  • 突然の見学に、売主さんが都合を合わせなければならない
  • ペットや小さいお子さんを見学のたびに外に連れ出す苦労も

さっと例を上げましたが、マンションを住みながら売却するときのデメリットになります。

空室にするメリット

不動産屋の本音としては、売り出すマンションは、空室のほうがありがたい。

やっぱり、引っ越した後で、軽くクリーニングをしたお部屋のほうが、内覧したお客様の感度が出る(印象が良くなる)ことが多いです。

あとは、売主の都合に合わせて、内覧のスケジュール調整をしなくてよいのも空室のメリットです。

ごくまれに、「子どもが生まれるのでマンションを買おうかな?」という感じで、フラッと来店されるお客様がいらっしゃいます。

こういうお客様に「せっかくいらしたので、ご紹介できる物件をご案内します」と、空室中の売出し物件を見せると、「いいですね~」と一気に買う気モードになることがあります。

こういう「フラッと客」には、居住中のマンションは紹介できないんですよね、現実的に。
機会損失ですが、住みながら売りだすのは、不動産屋としてはやりづらいということです。

他に、空室で売り出す場合には、週末ごとに現地販売(オープンルーム)を開催することができます。オープンルームは来場客数こそ多くないものの、購入意欲の高いお客様が来場されます。

詳しいことは、不動産の一括査定で相談してみることをおすすめします。